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”在宅医療”を掲げる医療機関はこの10年で急増し訪問診療に対応する医療機関の数は、診療所では全体の約20%、病院では全体の約30%に至るとも言われています。しかし、当院が訪問させていただいている地域の一部でも夜間対応を含めた”在宅医療”へのアクセスには制限があり、地域の人々や医療機関にとって耳慣れない言葉でもあります。東京さんりつ会は医療を提供するだけでなく、”患者さんの生活を支える”役割の担い手として、地域住民の皆さんや、関連事業所の皆さんから地域ごとのニーズを教わり、応えることで地域にとって在宅医療を”あたりまえ”にしていきます。

在宅医療をとりまく環境は目まぐるしく変化しています。私たちは今の最適解がこの後5年後、10年後の地域にとって同じく最適解とは思ってはいません。変わりゆく地域・社会のニーズに合わせて、私たちも変わり続ける必要があります。そのために、職種や役職を問わず、一人ひとりがスキルや知識を高めて成長しながら、新しいことにチャレンジする文化を築いていきたいと考えています。”変化していくことをあたりまえ”にして東京さんりつ会は今の患者さん・地域をささえる役目だけでなく、”これからの社会”を支えていく責任を果たしていきます。

在宅医療は、医療機関の中でも比較的働き方に柔軟性を持たせやすい環境です。東京さんりつ会はこの在宅医療の現場から、医療機関に勤務するすべての職種のスタッフの自由な働き方に挑戦しています。育児や介護、通勤環境など背景は様々ですが、医療に資する気持ちのある方が、御自身の優先すべきことを大切にしながら活躍できる環境を作り、一人一人がユニークであるべきはずの自分らしい自由な働き方をあたりまえにしていきます。

東京さんりつ会は働き方だけでなく、ライフステージやキャリアに応じて個々人が目標を持ち、それを達成するサポートを惜しみません。”個人の成長は組織の成長”を合言葉に、資格取得など個人のスキルアップはもちろん、在宅医療x“なにか”、例えば在宅医療x臨床研究、経営、教育などのキャリアも全面バックアップします。グループ法人に多く在籍している特色のあるメンバーが“個人の成長”と”少しとがったキャリア”を進むために最高の環境をあたりまえにしてお待ちしています。