東京さんりつ会 消化器内科 医師
水野 里香
患者様を最期までサポートできることが在宅医療のやりがい。
私は前職では入院設備のある病院で働いていました。そこでは終末期の患者さんを最期まで治療することは少なく、退院をされてそのままお会いせずに亡くなってしまうケースが多かった気がします。在宅医療では、そういった患者様が自宅で最期の時間を苦痛なく過ごせるようにお手伝いすることが出来ています。自宅では患者さんはより自然体で過ごされているので、楽しかった出来事や日常生活についての悩みなど多岐にわたりお話をすることもとても楽しいです。 また、患者様が快適に生活を出来るように、医療だけではなく必要なサービスの調整などについてもケアマネジャーさんや訪問看護師さん、訪問薬剤師さんなど多職種の方と連携して行っていくことにもやりがいを感じています。
圧倒的チーム力と成長できる環境、それが東京さんりつ会の魅力。
当院はチーム力がとても高いと思います。一人の患者さんに対して、医師はもちろん訪問看護師や訪問薬剤師、ケアマネジャーやドライバーなど様々な職種で連携して患者様を支えることが出来ています。だからこそそれぞれが自分の役割に集中でき仕事を完遂できることも大きな魅力の一つだと思います。 また、医師に関しては様々な専門の先生がいるので、困ったことを気兼ねなく相談しながら患者様の治療をすることが出来ます。 私は訪問診療未経験で当院で勤務を始めました。最初はわからないことも多くて、本当に自分が訪問診療を出来るのか心配をしていましたが、周りのすべての方が支えてくれて日々の診療を行うことが出来ています。 職場はとても暖かい雰囲気で、訪問車の中でもみんなで楽しく話しながら診療に向かっています。 経験のある方はもちろんですが、未経験の方でも訪問診療に興味がある方、是非一緒に働けたら嬉しいです。お待ちしています!
AM9:00 カルテの確認から1日のスタート。
出社後、受け持ちする患者様のカルテを確認します。夜間のオンコール確認、本日の診療確認などそれぞれのチームが動けるように情報を共有をします。 朝礼が終わると看護師、相談員、事務が患者さまについての連絡事項や相談で声がかかりますので出発時間になるまで対応しています。
AM10:00〜 受持ちの患者様の訪問診療を開始。
訪問診療の帯同メンバーは医師・看護師・ドライバー3人体制。看護師は必ず帯同しており連携して診療を行っています。1日居宅では10人~13人の訪問を行っています。 患者様だけでなく、ご家族のお話も一緒にお伺いできるよう心がけています。 移動間の車内ではカルテの記載、次の患者様について看護師と相談などを行っています。
PM5:00 帰院後は速やかな情報共有を。
1日の訪問診療を終え帰院。帰院後はカルテの記載や書類を作成し1日の業務の終了です。